おふろミステリー4 ラストストーリー
④③の人物が犯人だと思う理由は？
・家の中からはルイスの指紋が検出されているのに対し、ナイフにだけルイスの指紋がないことには違和感がある。また指紋を残さない犯行の手口が、今回探偵を殴った事件と同じため、同一犯の可能性も考えられる。
・7年前の事件現場に落ちていた葉は共同菜園産のフレッシュなローレルで、それを栽培していた人物はディクソンとマリアンヌしかいない。
・ルイスの詩から「あかさぎ」という言葉が浮かび上がり、彼は7年前の事件に結婚詐欺師が関わっていると伝えようとしている。また、街の年配男性の「悲惨な別れ方」という証言から、ディクソンが交際していた相手がキャロルだと考えられるため、もしルイスの言う通りキャロルが詐欺師と付き合っていたのならそれがディクソンである可能性が高い
・部屋が荒らされた形跡がないのは見知った人物の犯行だからであり、金庫の開け方も知っている可能性がある。その場合、キャロルにかなり信用されている人物となる。
・金庫には切手アルバム以外何も入っておらず、キャロルが殺害された翌月にディクソンの店がオープンしているため、ルイスの訴えが本当であればディクソンがキャロルのお金を店の資金にした可能性が考えられる
・目撃者であるエイミーからの告白をこっぴどく断っているのに、なぜか突然受け入れているため、7年前の事件に関して目撃者であるエイミーが何らかの協力をしたのではないかと考えられる
「なるほど……。決定的な証拠は少ないけれど、様々なパーツを合わせていくと状況や心理的な要素からもディクソンが疑わしいのは事実。もしかして、7年前の事件のことをこれ以上調べられたくなくて、彼はあなたを殴ったのかしら？」
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