おふろミステリー7 ラストストーリー
①黒いレインコートの人物がトゥーリッキだと思った理由を思いつく限り全て記入して下さい。
・ロッカーに隠されていた紙袋の中にアンデション家の紋章が付いたメガネが入っていた。
・紙袋の中にカルテも入っていたが、トゥーリッキがお腹に傷テープを貼っている位置と、カルテにアザという意味の言葉が記載されている位置が同じ場所であることから、このカルテがトゥーリッキのものである可能性がある。
・カルテには植物アレルギーの記載もあったが、恋奈が追いかけていた黒いレインコートの人物は林の中でくしゃみをしており、植物アレルギーの症状の可能性がある。
・トゥーリッキは月に一度日曜日に来院していたが、事件が起こった日が日曜日で、クリニックに訪れていた可能性がある。
・ソフィアを迎えに行く約束をしていたが、待ち合わせの時刻に現れず、アリバイがない時間帯がある。
・トゥーリッキはソフィアやクリスティーナよりも遅く美容施設に到着したはずが、恋奈が傘の番号札についてを尋ねた時にソフィアたちよりも早くこなければ受け取ることのできない番号を答えている。
ソフィア
「ということは……トゥーリッキ、あなた本当は私たちよりも先にここへ着いていたの？」
トゥーリッキ
「いいえ。叔母さまやクリスティーナよりも後よ」
クリスティーナ
「わかった！前日から泊まっていたから、傘は昨日の番号だったとか？」
ミク
「それも違うと思います。昨日は晴れていましたし、今日も予報ではくもりでしたから、そもそもトゥーリッキさんは傘は持っていなかったのだと思います。でも、傘がなければ、黒いレインコートの人物が自分だとバレてしまうと思って嘘をついたのですよね？」
トゥーリッキ
「ええ。その通り。クリニックで後からやってきた女性に自分の姿を見られてしまったし、このままだと先生を殺した犯人だと誤解されてしまうと思って、それで嘘をついたの。ごめんなさい。傘の番号が１から順番に配られているものだと思っていて、それで叔母さまたちより大きい数字を言っておけばいいのだと思って……」
ミク
「おかしいと思ったんですよ。もしトゥーリッキさんが言っていた番号が本当なら、あの時間帯に入館してきたのは8人だとフロントスタッフの方が仰っていたのに、8人の中に74番の番号札を受け取った人が誰もいないことになって変です！それで、トゥーリッキさんが嘘をついたのだと確信しました」
レベッカ
「ちょっとさー。いつまで傘の話してるの？私は真犯人が誰か教えてもらえるっていうから来たんだけど」
タニヤ
「そうね。犯人が誰なのか早く知りたいわ」
ミク
「わかりました。私の推理だと、犯人は……」
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